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⋅ (DJI)NYダウ 月足
月足で大局の動きを見てみましょう。
1990年以降の動きを見ると、大局の動きを示す200本EMAがずっと右肩上がりとなっています。
そして、2000年からのITバブル崩壊や、2008年辺りのリーマンショックの時は下降期である第4ステージとなりました。
その後の、2015年のチャイナショック、2020年のコロナショックでも下がりましたが、下降期まではいきませんでした。
ステージの「1→2→1の押し目買い」から、上昇期である第1ステージに直ぐに切り返しています。
世界を代表する株価指数が一番堅調であるということが分かります。
では、ここからの展開としての注意点を見ていきましょう。
2本のトレンドラインを引いています。
上値抵抗線や下値支持線が広がっている「拡大トライアングル」になっています。「Y波動」という言い方もします。
この上値抵抗線を上抜けて新たなトレンドが出てくるのであれば、更に強烈な上昇となります。
逆に、上値抵抗線で抵抗を受けて反落するのであれば、そのときも大きく下落することが考慮されます。
これが、拡大トライアングルの特徴です。
2021年も昨年の流れを受けて強い相場が続いていますが、反転した時にも注意が必要だということも認識しておきましょう。