【USDJPY/ドル円】相場分析20210113 日足で約1年ぶりの戻り高値ブレイク/上目線転換で上昇の可能性

【サマリ】
ドル円は2020年2月以来、約1年ぶりに日足の戻り高値を上にブレイク。上目線転換したので、ここから安値更新しなければ日足レベルで上昇トレンド転換する可能性が出てきています。
長期的にドル安が続いており、また今後も大局ではドル安となる可能性は念頭に置きながらも、ここ数日の米国の長期金利上昇も踏まえ、ドル高が継続する場合のシナリオを想定してみたいと思います。

【環境認識&詳細】
週足
緑の破線がブレイクされた三角保ち合い下限。
ここを下放れした後、再度下限まで戻ってくる動きは可能性としてあるかもしれません。
snapshot

日足
今回のポイントである日足です。
下のチャートが過去1年くらいのスパンで見た日足です。
黄緑の丸が戻り高値を示しています。
なだらかな下落に伴い、戻り高値も切り下がりながら推移していますが、所々で発生する反発上昇においてもこの戻り高値を超えることは昨年2月以来ずっとありませんでした。

<日足チャート:長期スパン>
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それがここ数日のドル高により約1年ぶりに戻り高値を更新する形となりました。
下のチャートが直近の日足チャートですが、直近の戻り高値であった昨年12/28の高値を上に抜いてきていることがわかります。
これによって上目線転換しているので、次に安値更新しなければ、上昇トレンド転換して行く可能性があります。
赤の折れ線で示したように、赤の破線下降トレンドラインに一旦リターンムーブの動きをみせ、そこから上昇の3波目という形で伸びて行く動きも十分想定できるでしょう。
直上には1/12に反落のポイントとなった下降トレンドラインも存在するため、ここをブレイクできるかが否かが最初の関門。
個人的には週足の26週線(黄色のライン)や一つ前の高値である105.60ラインまでを上昇の目安として見ています。

<直近日足チャート>
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Trend Analysis

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