【AUDUSD】相場分析20200405 機関投資家の動きとコロナのファンダ要素から考える下落シナリオ

コロナウイルス拡大で下落が継続するオージードル。
一時はリーマンショックの安値を割って、直近また上昇してきましたが、今後中国の感染状況情報隠蔽が明らかになるにつれて、さらに下落するシナリオも考えられます。

今回の相場分析では、今後下落が続くシナリオについて考察します。

<長期足>
月足
超長期下降トレンドです。
オレンジの下降チャネルに沿って下降を継続しています。
最後から2本目のローソク足が2020年3月のローソク足ですが、長い下ひげでリーマンショック安値を下抜けています。

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週足
大陰線でリーマンショック安値を下抜けたのち、大陽線で戻し、そして最後のローソク足がリーマンショック安値で止まったという局面です。

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<中期足>
日足(最上部チャート)
週足の動きを日足で見てみましょう。

リーマンショック安値更新後の上昇が、ちょうど月足で引いたオレンジの下降チャネルの中央線(赤いライン)で止まって、そこから再度下落に転じています。
この中央線は今後も意識ラインとして要注目です。

また、日足で直近の下落に対して引いたフィボナッチの0.5ラインが上昇の天井となっており、赤の中央線とも近い位置に存在しています。
0.5ラインまでの上昇は直前の下落の利確として上昇し、今後の下落のエネルギー充填期間と捉えることもできます。

機関投資家のポジション

機関投資家のポジション推移も見てみます。


https://drive.google.com/file/d/1DQ2ypGWgDccMvKk_ejTpn17hb3XqYod7/view?usp=sharing

一番右から3/31,3/24時点のポジションです。
3/24から31にかけてオージードルの売りポジションが増えていることがわかります。
3/24はちょうど日足で上昇の半ばにあった時期
3/31は日足で再度下降が始まった日です。

3/24から31にかけてオージードルの売りポジションが増えているということは、この間に機関投資家は売り増しをしている。
日足で見られる3/20からの短期的上昇はそれ以前の売りの一時的な利確(つまり買い)なのではないかと僕は見ています。

<今後のシナリオ>
上記機関投資家のポジション推移やコロナのファンダメンタル面も考慮し、今後もオージードルはまだ売られる局面にあると見ています。

そしてその下落の目安は月足のオレンジ下降チャネルの下限と予測しています。
AUDUSDChart PatternsTrend Analysis

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