ドル安のタイミングを見計りながらロングを狙いたい

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チャートは4時間足です。

先週あたりまでは先月のBOEがきっかけとして1.42ドル付近までの上昇シナリオを書きましたが、
まだその目線に変更はありません。

ただ、ポンドドルが上昇にはポンド高だけではなくドル安も伴わなくてはならない点、
FEBもまだ利上げはしていませんし、しっかり上昇してくるのはもう少し先なのだと思います。
それほど昨今の主要国の政策金利は注目されているということで、政策金利発表日はマークしておきたいところです。
アメリカの次回の政策金利発表は3月16日で、イギリスは2月3日と3月17日にあります。

ポンドドルとしてはやはり次回の2月のBOEに注目が集まります。
連続利上げがあるのかってところが見どころだと思います。またバランスシートの縮小については、2021年8月の会合で、「バランスシート縮小の条件として、政策金利水準を(2008年に決めた)1.5%ではなく、0.5%へ下げた。積極的に縮小に動くには政策金利1%になってから」とのことで、0.5%になれば、国債の再投資が中止されるかなといったところだと思います。
2月でもし利上げがなされた場合、0.5%になるのでバランスシートについても言及がなされる可能性があるので、そうなった場合にはポンドは上昇するだろうと思います。
ただ、BOEもFRBの動きを見ていると思うので、もしかしたら先週のFOMCを見て、3月に足並みをそろえて利上げ、2月の利上げは一旦見送りの可能性も無くはないかなと個人的に思ったりしております。
また、イギリスは2009年3月以降ほとんどの期間が政策金利0.5%前後なので、CPIもその期間に一度5%を上回ったことが2010年ごろにありましたが、アメリカほど毎回毎回政策金利を上げていくようなイメージはなさそうです。

これからのトレード戦略としては、ファンダメンタルズとしてはBOEの利上げのポンド買い、FRBの利上げのセルザファクトのドル売りで3月に向けて買い場を探したいと思っています。
テクニカル分析では、まずドルインデックスのアイデア投稿をした通り、すぐにドル安が来るわけではなく高値圏でもみ合って1~2か月してドル安トレンドが来るイメージでいます。それを踏まえて、ポンドドルは矢印で書いたように再度1.32ドル付近まで押してから上昇するか、巨大な逆三尊の現在右側の谷として考えて1.33ドル台で反発してじわじわと上がってくるのかどっちかかなと思っています。

とりあえずは、2月のBOEの結果を見て判断して買いたいと思います。

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