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ナスダック100先物、CPI後に下落するも反発

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今週の振り返り

前半の7月10日(水)までは駆け上がり、7月11日(木)に高値 20,790まで上昇した。
先週末は「次の短期ターゲットは20,600だが、直近では過熱感が強い水準となる」と書いていたが、木曜日に上回って今週の天井をつけた。

7月11日(木)のCPI発表でインフレ鈍化を確認したところで、上昇はストップ。
利益確定売りの2.2%下落で長い陰線が久しぶりに発生。
翌日は前日の急落から反発で上昇したが、上ヒゲも長めではっきりしない動き。

7日出来高加重移動平均線の前後で下落転換というほどではない。
このまま下落して21日出来高加重移動平均線を下抜ければ値幅調整もでてくるだろうが、21日出来高加重移動平均線には到達しなかった。

日曜日のトランプ銃撃事件により、7月15日週は株高で始まるとの声が出ている。
現時点で金利高で始まっていたが、落ち着きを取り戻しています。株高も限定的なスタート。
トランプ相場は織り込みが時期的に早すぎるので、限定的となるのではないかと見ています。

一方で決算シーズンが始まっており、まずは半導体のASML・TSMCの結果がナス100には大きく影響しそうだ。
好調な結果が見られれば生成AIテーマの継続によるラリーを見られる可能性がある。

次週のシナリオ
①上昇する場合


高値20,790を超える場合は、21,000の節目がごく短期のターゲット。

もう少し先も見据えると、上昇の勢いを出せるなら21,500~21,750あたりが次のターゲットとなる。

②下落する場合

21日出来高加重移動平均線を下回る場合は、19,476前後が浅めのサポートライン候補。

19,476がサポートにならず下抜ける場合は、19,000が値幅調整の目処か。とはいえ大きな下落にならない限りはまだ遠い水準。

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