【ダウ予想】7月雇用統計通過(8/5)、次はCPI(8/10)、ジャクソンホール(8/30,31)【2022年8月8日-12日】

8月1週目の注目は8/5(金)の雇用統計でしたが、まず週の前半にペロシ下院議長の台湾訪問という、地政学リスクのイベントが発生しました。

特に8/2(火)はペロシの搭乗した航空機が無事に台湾に到着するまで相場は下落、到着後は上昇と、その動向に相場も連動して動きました。

そして、注目の7月分雇用統計通過(8/5)です。結果は雇用者数25万人増の予想に対し52.8万人増と、大幅に予想を上回る結果となりました(失業率は3.5%)。そして米株は発表直後に大きく下げましたが、その後やや持ち直しました(ただ週明け、その評価がまた変わる可能性もあるので要注意…?)。

さて、8月2週目は、8/10(水)のCPI(7月消費者物価指数)が注目です。

雇用統計のあの結果に対して、一時的に下落したもののその後持ち直した動きを見ると、CPIの結果がどうであれ、それをきっかけに大きく下げていくということは無いような気もしますし、逆に夏枯れ・薄商いの中、どちらかに大きく動くような気もします…。

今週から多くのトレーダーが夏休みに入るようです。

■米国の主な予定
8/8(月)注目度の高い経済指標なし
8/9(火)第2四半期非農業部門労働生産性
8/10(水)消費者物価指数(CPI)
8/11(木)生産者物価指数(PPI)
8/12(金)ミシガン大消費者信頼感指数
※主要企業の決算発表
※中長期国債入札→9日3年債、10日10年債、11日30年債
※11日(木)日本休場(山の日)

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