2/1トレードレポート

〈昨日の振り返り〉
昨日の為替相場はドルと円あまり変わらずでした。アメリカ株・債券は小動きでした。





〈ファンダメンタルズ〉
10-12月期四半期雇用コスト指数(前期比)が発表されました。結果は予想より0.1%だけ低かったです。この発表時のUSDJPYは70銭下落しております。利上げ減速の思惑を強めるような結果ではないかと思います


〈今日の重要な経済指標〉
今日はFOMCに注目です。利上げ幅は0.25%で間違いはないのですが、その後のパウエル議長の会見での発言内容に注目です。




〈テクニカル分析〉
USDJPYの値動きが膠着状態が続いております。膠着状態してる時は売りと買いどちらも溜まっている状態を表しており、何かのファンダメンタルズが出てどちらかに走る動きを見せます。今回の場合だとFOMCがきっかけとなるかもしれません



〈今日のトレード戦略〉
今日はFOMC前で乱高下する恐れがあるので、ポジションに関しては新規で持つ地合いではないかと思います。もしポジションを持っているのであれば軽くしたり、全決済はしたほうがいいと思います。もし新規でポジションを持つなら明確な損切りポイントを持ったうえでポジションを持たないと、あっという間に資金をなくしますので要注意です。
今日のFOMCですがパウエル議長が利上げをあと何回行うのか、ターミナルレートがどこになるのかが焦点になるのではないかと思います。マーケットが考えるターミナルレートは4.75%となっており、今回のFOMCで0.25%を利上げしてアメリカの政策金利が4.5%になるのですが、あと1回だけで0.25%しか利上げしないとなった場合はドル安・株高に相当走ると思います。だがそんなことをすればインフレを再燃する恐れがあるので、おそらくパウエル議長がそういう発言はしてこないのではないかと思います。パウエル議長のことですので、複数回利上げすると明言して、ターミナルレートや具体的な回数は発言してこないと思います。そうしないと株高になってしまう恐れがあり、またインフレ再燃を引き起こしかねないからだと思います。皆さんもFOMCでパウエル議長がどう対応してくるかをシナリオ構築してみてはいかがでしょうか?
Fundamental AnalysisTrend Analysis

Clause de non-responsabilité