ドルカナダは、日足ベースの800MAから下落が始まり、底値をつけて再び800MAに戻っていく流れの中にいます。
800MAを中心に循環していることが非常にわかりやすいチャートとなっています。

底値の1.20000(正確にはタッチしていないので1.20500)から上昇してきたところから、断続的に買っていても良い状況でしたが、キャリートレードで稼げるほどの資金力は自分にはないですし、直近では原油が高騰しOPECも不安定な状況でしたから、スルーしていました。しかし、そもそも夏枯れで相場が動きにくいですし、先週の米経済指標の発表を受けてテパーリング開始時期に注目が集まって主要通貨は、より動きにくい状況に。

主要通貨は、目先の方向とは逆方向にオプションがズラリと設定されていたり、タッチしていないピボットが何個も残されていたりと、なかなか仕掛けにくい状況で、できれば少しでも方向感が分かりやすい通貨をトレードしたい。

直近では、明日11日(水)21:30米消費者物価指数に注目が集まっていると思います。
それに合わせて、23:30米国原油在庫量の発表もあるので、原油価格の動きにも注目したいところ。
⇒原油価格が動くとドルカナダも動きやすいため。

仕掛ける場所としては、1.26000から買い方向で狙っていき、まずは直近高値の1.28000まで。(資金に余裕があれば800MAまで持っていても良いと思いますが、、)
夏枯れで動きにくいことを考えれば、ホールドし続けるというよりは買い回転で、当日のピボットポイントなどを目安に仕掛けては利確を繰り返して上昇についていきたい。

その際に、注視していたいのが原油価格です。
原油の下落は、ドルカナダ上昇にとっては追い風になりますし、他のドルストレートがドル高方向であればより良い状況。

原油のチャートを見てみると、

snapshot

週足ベースでの直近高値だった75.00で上昇が止まり、その後高値を切り下げて安値も切り下げるか??という状況。
今週月曜に68.00から窓が開いてスタートしており現在は窓埋めにいっているのではないかなと思います。キリも良いところですし、過去にも抵抗になっていますから意識されやすいのでは。

68.00から下落が再開して、まずは65.00。さらに下抜けしていけば、直近の上昇が始まった60.00まで戻されるのではないだろうか。

このような展開になってくれば、ドルカナダの上昇にとっては追い風になってきますし、やりやすくなってくると考えています。

ということで、今週はドルカナダの動きにも注目していきたい。
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