【USDCHF】相場分析20200325 週足下降チャネル上限での3つの売りポイント解説

暴落から暴騰をへて、週足の下降チャネル上限へ到達したドルフラン。

今回は週足レベルでの3つの売りポイントについて解説します。

<長期足>
月足
ここ数年は上値がずっと赤の水平線で抑えられていることがわかります。
このラインは長期スパンの月足で引いたフィボナッチの0.236ラインと一致しています。

snapshot

週足(最上部チャート)

直近の動きは週足チャートで示されているように赤の下降チャネルに沿った下降を形成しています。
そして200MA(水色のライン)も緩やかな上昇から現在は水平、そして下降チャネル上限に接近してきていることが読み取れます。
現在のローソク足は本稿執筆時点では未完成であるものの、一旦チャネル上限に達したことから売りのタイミングに入ったと言えます。

以下3つの売りポイントについて解説します。

1. 一つ目は現在の週足ローソク足の動き内での下降チャネル上限を背にした売りです。
(チャート内の1のポイント)
ただし、チャネル上限を起点に下がった後に、緑の上昇チャネル下限でサポートされる可能性もあります。その場合は以下二つ目のポイントが候補となります。

2. 緑上昇チャネルで反発上昇して、再度赤の下降チャネル上限に接近してからの戻り売り
(チャート内の2のポイント)
このポイントに接近することには、200MAが赤の下降チャネル上限とクロスすることが予測できるので、その交差点を起点にしたショートが考えられます。

このポイントでのエントリーの注意点は赤と緑のチャネルで形成される三角保ち合いの終盤でのエントリーであるため、仮に価格が三角保ち合いを上に抜けた場合は、緑上昇チャネルに沿って上昇していく可能性があるので、損切りを必ず設定するという点です。

3. 最後のポイントです。これがもっとも優位性が高いポイントです。
ローソク足が緑の上昇チャネル下限を明確に下抜け、そこから再度赤の下降チャネル上限まで戻ったところからの戻り売りです。
(チャート内の3のポイント)
このポイントに到達する頃には、下降チャネル上限と200MAが重なり、かつ緑の上昇チャネル下限も割っていることから、ローソク足が上に抜けていく可能性が少なくなります。
ちょうど下降チャネル上限と、上昇チャネル下限と200MAの3つが交差する点付近での売りとなるため、要素が重なり優位性は高いと言えます。

Chart PatternsTrend AnalysisUSDCHF

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