USD/JPY 2024年12月 第三週

先週のレビューから。

150.50のライン下からの第二週のスタートとなりましたが、週明け早くも150.50を難なく突破し、そのままほぼ一直線に節目のライン152円へと到達、その後は152円上での攻防が続きライン上で3点サポートされ、もう一段上昇で153.60付近で今週クローズ。

波形を見ていくと、12/4までの動きがこの上昇と併せて見るとインパルスの5波動の流れではなく、下落する場合は、ダイアゴナルの(i)から(ii)と見た方がしっくりきます。(現時点では)

そのように踏まえて見ていくと、12/4以降の上昇の動きは、最初の上昇をw波、x波を挟んで、第二週の上昇がy波として、週足のネックゾーン(グレー)まで到達したように見えます。このwxyダブルジグザグですが、w波とy波の比率関係がちょうど現在地で1 : 1.618の位置となります。
またダブルジグザグのy波単体で見た場合、yジグザグ波のⒶとⒸの比率関係として、1 : 0.618の位置がこのグレーの週足ネックゾーンに集中している価格帯です。

よって、w-x-yのダブルジグザグが完了からの反転下落となりやすい場所ではありますが、
米国債10年利回り(US10Y)の上昇に伴ってのドルの上昇が主な理由として背景にあるので、US10Yの上昇が来週以降さらに見られる場合はドル円も日銀発現なども影響しているので、グレーのネックゾーンを突破するシナリオも用意しておきたいところです。

グレーの週足ネックゾーンの上の場合。
ダイアゴナル波形としては、(ii)波が大きく入り込み80%程度になることがありますので、
もしネックゾーンの上の推移ならロングで80%付近、155円あたりまでは狙っていこうと考えてます。その場合は、w-x-yダブルジグザグのy波ⒶⒷⒸのⒸ波がさらに延長した波形と見てます。
ということで、下目線のリミットしては155円の80%付近を目安にしてますが、直近は短期的に買い目線で見てます。
このネックゾーンで反発して下落にしても、このゾーン下から152円の節目のラインの空間に何らかの根拠となる下落のパターン的な物が欲しいところです。
日足のMAを一本入れてますが、152円のラインと重なりショートはまだかなり厳しい位置です。
Note
ドル円の週足サイズです。(チャートは日足)

12月の足が152円より上で引ける場合や現在の上昇波が80%以上の上昇かつ、直近高値付近まで上り詰めると、下方向の中期的なトレンドというよりも、別な角度で見る可能性も視野に。
まさか、こんな感じとか。ありそうでなさそうでありそうな。
年足のキャンドルオーバーラップしてますが、今年の足も依然強めの陽線で引けそうですので、今年の足がどこで引けるかにも着目してます。


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Note
12/16 21:00 更新

一つ上のダイアゴナル上昇案として、相関性が強いUS10Y(米国債10年利回り)がこのような動きをするとなくはないですね。
現在修正波Bの中でトライアングルを形成しているようにも見えます。そうなると4.7%-3.6%の間でのレンジムーブとなれば、ドル円もそのような動きに同調するのでしょうか?

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Note
12/16 22:00 更新

週足ネックゾーン(グレー)を超える動きだと、こんな感じになるのでしょうか?
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Note
12/17 13:00 更新

15分足。

週足ネックゾーンを超えた動きになるなら一例として。
y波ⒶⒷⒸとして、チャネルの中を泳いでくれるとわかりやすいのですが。
ネックゾーン下限と、チャネルを大きく下回る動きの場合は、この週足ネックゾーンで跳ね返されて下方向へ下落と見た方が良いかもしれません。
今週はFOMCとBOJの政策会議があるので、それまでの賞味期限で考えてます。もしその寸前までこのゾーン付近での動きの場合は、ノーエントリーで様子見が良いかと思います。
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Note
12/17 11:45 更新

グレーのゾーンまでがwxyの修正波で完了の場合だと、赤矢印の高値で完了ともみれます。
赤四角で囲った箇所が5波動と見るならそうみても良いかもしれません。
その場合は高値を更新しなければ、すでに下方向へリーティングダイアゴナルが現在進行中とも見れますね

一つ上の例だと、上に抜けるアイデアですが、この場合は、青四角で囲ったような全体がフラット修正と見てますので、その場合は赤四角の箇所は3波動と見て、フラット(4)のBパーツとして見てます。
そのためもう一段上昇の最終波(5)があるのではないかと見ています。

どちらになるかは、今週の米国と日本の政策会合の結果次第でしょうね。

一つ参考になる指標として、COTのレポートを見ているのですが、明らかにこれまでの4年間の円ショートポジションの傾きから、今年7月以降は、反転巻き返しで、円ショートポジションが解消されつつあり、NETでは大きなマイナス圏から3年半ぶりにプラス圏へと投機筋のポジションが変化しています。
この辺りを踏まえて考えると、大きな資金の流れは円買いに傾いている事実はあるので、ドル円相場も、下方向へ一旦はどの道辿るのではないかのか?と考えたりもしてます。それがどの程度の規模と期間はわかりませんが。

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Note
12/18 14:00 更新

日米の政策会議を控えて、ネックゾーンでの攻防となりそうですね。
現在のところ、このゾーンまでの上昇波w-x-yで完了の見方が優勢に見えますが、どうなるでしょうか。
どちらにしてもドル円に関してはイベント通過するまで手が出ない感じですね。
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Note
12/19 13:50 更新

早朝のFOMC、昼のBOJを経て、価格が目標に到達したましたが、15:30からの植田総裁の会話で来月以降の利上げの方針などについてどのような考えを述べるのかに注目ですね。
80%ラインより上に行くのか、ここから反転下落するのか注目です。
*チャネルを上側2点で合わせて引き直してます。
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Note
12/19 18:34 更新

日銀政策会合、植田発言を受けて円安が加速しましたね。
チャートを見ると上昇したのは良いのですが、高値を超えてきているので、このまま大きく高値を越す動きになると、今年の7月以降の波形の見直しを検討する段階になりました。


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Note
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USD/JPY 2024年12月 第四週

Clause de non-responsabilité