S&P500先物、フィボナッチ61.8%までの下落からリバウンド

今週の振り返り

今週は先週末の下落でフィボナッチ61.8%まで到達した後、長めの下ヒゲでわかるように反発の流れを受け継いだ週でした。
61.8%で反発したのはちょうどいい押し目のようにもとりあえずは見える。
週明けのリバウンドから上下しつつも、週末には75日出来高加重移動平均線を上抜けるところまで上昇した。
欲を言えば21日出来高加重移動平均線を上回ってほしかったところだ。

週後半の3日間は上下にヒゲがあり売り買い一辺倒にはなっていない。
上に向かえば高値の売り圧力は一定あるが、フィボナッチ23.6%を上に抜けて上がれるかどうか。
平行チャネル(オレンジ色線)が手前でレンジスタンスとして機能するのかも見届けたい。

下は木曜日の安値を下回らないうちは特にレンジの動きか。
今週でショート買い戻しが一巡したと見るなら、フィボナッチ23.6%から50%付近にいる間はレンジ相場の可能性が高そうだ。
木曜日の安値を下回って下落が続くときは注意。

次週はAmazon決算発表、FOMCの発表、雇用統計と続いていくので、発表後のリアクションを見届けていきたい。
生成AIテーマで牽引するSMCIの決算発表にも注目が集まるだろう。

次週のシナリオ
①上昇する場合


フィボナッチ23.6%を上抜ける場合は、5,300前後を目指していくか。

②下落する場合

4月19日安値がある黄色ボックスゾーンを下抜ける場合は、その下の黄色ボックスゾーン4,950前後が次の目安と見る。
Trend Analysis

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