COTで見る相場(ユーロドルを中心に、ポンドやドル円、金、原油など) [2018-03-28 水 13:45]

COTで見る相場(ユーロドルを中心に、ポンドやドル円、金、原油など) [2018-03-28 水 13:45]

3月28日(水)です。COTで相場状況を確認してみます。
なお今週後半からは欧米はイースター休暇なのでポジション調整に注意です。

最初はユーロドルです、アイデアのチャートもユーロドルを表示しています。


■ ユーロドルの注目ポイント

・2017年5月にコマーシャルズが売り転換。その後相場は上昇継続中

・その流れで積み上げたポジションは2018年1月がピークで少しずつ減少

・スマートマネーのユーロ買いポジションは1999年にユーロ誕生後最大水準
(チャート内ピンクのライン)

・直近、スマートマネーのユーロ買いは僅かながら減少

■ ユーロドルのまとめ

大きなトレンドは転換しておらず依然としてユーロ買いの流れは継続。
しかし既に過去最大水準までポジションは積み上がっており、今後の大きな上乗せには疑問符。

僅かながら既に、2017年1月からヘッジャーの買いポジションが増えてきていること、
スマートマネの買いポジションが積み上がっていないこと、
一般投資家の買いが少しずつ増えてきていることには注意。
今後のしばらく上昇は、大口ではなく小口が牽引し、大口はむしろポジション調整になる可能性も。

トレンド転換が近づきつつある可能性。


■ ポンドドルの注目ポイント

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依然として買い優勢。直近でも買いが強く、さらなるポジションの積み上げも可能な位置。


■ 豪ドルドルの注目ポイント

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トレンドレス。直近はやや買い優勢。いずれの方向にも積み上げ余地は大。


■ キウイドルの注目ポイント

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ほぼ豪ドルドル同様。


■ ドル円の注目ポイント
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直近急激なポジション調整。他の銘柄の動きを考慮すると特に円買いが強い。
現状はトレンドレス。今後どちらの方向にも動く可能性がある。


■ ゴールド

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トレンドはゴールド買い、ドル売りの流れ。しかし直近ではゴールドのポジションは積み上がっておらず、今後ゴールド売り、ドル買いへの移行の可能性も。

WTI
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引き続き原油買い。
COTSupply and Demand

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