日本10年債利回り一時0.25%つけるが、日銀の異例なけん制発表より下落 クロス円はロング戦略

チャートは日足です。

本日、日銀が臨時の国債買い入れを14日に実施すると発表。
指定した利回りで無制限に国債を買い取る「指値オペ」と呼ばれる金利抑制政策で、新発10年物国債を対象に、
025%の利回りで原則として応札分をすべて買い取るようで、指値オペの発動は2018年7月以来みたいです。

欧米の金利上昇を受けて、日本の長期金利も上昇しています。
そうなると金融緩和の効果は薄れてしまいます。
日銀が2021年3月に10年債金利の幅を±0.25%程度と明確化しており、その上限に近づいたため今回の抑制政策を発動しました。
日銀は「このところの長期金利の動きを踏まえ10年物国債金利の操作目標を0%程度とする金融市場調整方針をしっかり実現するよう実施したものである」とコメント。

日本の実効為替レートも最低水準にあり、円安がさらに続いていく可能性もあるかなと思っています。
円の実効レートに関して日銀からのコメントがないところを見ると、欧米の流れを無視して強気の金融緩和の姿勢を見る限り容認していると見てもよさそうとも判断できるかもしれません。
クロス円は引き続き買い目線で狙おうと思います。
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