世界の主要債券市場から状況を判断する

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15:43 2018/11/03記載

   日本・アメリカ・ドイツの10年債利回りを見ると、26日付近からどの国も利回りが上昇しているように見えます。また、イタリア10年債が下落しているのかドイツ-イタリア10年債の差が縮まっているように思いました。現時点では株価が買われ債権が売られるリスクオンの状況のように考えられます。ただ、日本国債10年利回りが25日平均線~日足-2σのラリーの可能性があることや、米10年債利回りがもうすぐ上に日足+2σが位置していることから、さらなる上昇をするのか否かが来週の大きなポイントかと考えています。


~日本国債10年利回り~
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・月曜日はその前の週の下落の流れを引き継ぎ-2σをしっかり下抜けたままだったが、火曜日に-2σから上放れした格好
・下向きバンドウォークは回避されたか?
・木曜日に長い上ヒゲが出現し、25日平均線ではね返されたようにも見えなくもない
・日足バンドの形はヨコヨコか
・25日平均線~-2σのラリーの可能性もあるが、ヨコヨコのレンジ相場の可能性も…
[週足]
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・先週(10月29日週足)は陽線で引けたが、その前の週(10月22日週足)の陰線を否定するほどではない
・+1σ~+2σのラリーを下抜け、再びしっかり+1σに戻るかは来週に判断持越し
・0.1%前後でステージが違うようにも見える
・来週は0.1%を維持できるか、下抜けるかが大きなポイントか
・0.1%を下抜けるなら下値余地は相当ありそうに見える


~米10年債利回り~
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・25日から26日の大きな下窓は水曜日(31日)に窓埋め
・金曜日(2日)は急騰している
・日足バンドはヨコヨコもしくは若干収縮気味
・+1σを上抜け、+2σを目指す勢いか?
・再び青いチャネルを上向きにブレイクしているように見える
[週足]
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・前の週(10月22日週足)を全否定するような大陽線で引ける
・再び週足+2σを上抜け
・水色の上と二番目のラインによるチャネルで推移か?



~米10年債利回りと2年債利回りの差~
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・10月29日より差が拡がってきている


~ドイツ10年債利回りとイタリア10年債利回りの差~
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・日足バンドは収縮からヨコヨコか
・25日平均線を下抜け-2σを目指すような下落の勢い
・そのまま下落するなら-2σ付近の反応は要注意
・26日よりドイツ10年債利回りが上昇し、ドイツとイタリアの10年債の差が縮まっていることから、イタリア債が下落し、ユーロは楽観的な状況か?
Trend Analysis

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Clause de non-responsabilité