ナスダック100先物、レンジ内で上値が重い展開

今週の振り返り

ナスダック100先物は、週足で3週連続の下落となった。
CPI上振れで下げ、PPIで上げ、中東情勢で下げる、後半になるにつれボラも大きくなっている週でした。

しかし、ボックスゾーン(黄色の長方形)の範囲内での下落で、まだボックスゾーンのを下抜けていないことから、レンジ推移継続だ。
上値はトレンドラインで切り下げる重さが継続、下値は黄色の水平ライン(太線)を下抜けることなく底堅い状況が続いた。

S&P500同様、7日出来高移動平均線が21日出来高移動平均線とデッドクロスしており、やや下向きな動きが反映された。

週末の中東情勢の動きから休日中にビットコインが下落と反発を繰り返している。
週明けはイスラエルの動向次第で雰囲気はまた変わるのだろう。

ボックゾーンの下値・水平ラインを下抜けない限りは日柄調整の範囲として捉えられる。
上値トレンドラインと下値の水平ラインで形成されるトライアングルの後半へ徐々に近づいている。
上下どちらかを抜けるまでは様子見か。

次週のシナリオ
①上昇する場合


上値のトレンドラインを上に抜ける場合は上昇の勢いが増す可能性がある。

上抜けした場合は、まずは3月21日高値の18,487.5を目指す。

3月21日高値を上抜けるなら、18,700~18,800を一段上の目安としてみたい。

②下落する場合

下値の水平ライン&75日出来高移動平均線を下抜ける場合は、下落開始の合図になるかもしれない。

下抜けた場合は、フィボナッチ61.8%が次のサポートを試すラインになりそうかな。
Trend Analysis

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