JPY の投機筋のポジション動向を分析すると今週は 127.22 で取組高は減少しており、小口はロングもショートも 減少、大口はロング増加、ショート減少、レバレッジファンドはロング増加、ショート減少。 ネットポジションは先週比で小口、大口、レバレッジファンドが共にネットショート縮小。 すべての筋が未だにネッショートに偏りすぎとなっていることから 5 月 4 日に開催される FOMC で更なる強気のタカ派姿勢 が示されない限りは一旦 USDJPY の上昇も一服する可能性も。

JPY のネットショートが ある程度解消されると、USD 買いに乗り遅れたプレイヤーの根強い押し目買いが入ることに加えて、日銀は長期金利を上 限としている 0.25%以下に抑えるために、毎日でも『指し値オペ』を行うと新たに宣言し、金利抑制の姿勢を一段と鮮明 にしていることから、当面の間は日米金利差は拡大の方向に動きやすいためドル高基調が 続くのでしょうか。
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