ドル円展望9/30短期目線(ショートシナリオ含む)

ドル円は週明け30日、9月末日とも重なりあらゆる値動きが予想されます。
私自身、この記事を書いてて途中で分からなくなる位どれも予想が困難なものばかりです。
その中でもありそうなものを2つだけピックアップしておきました。
一つはロングシナリオで、もう一つはショートシナリオです。
あくまでも短期目線で、それゆえ直ぐにシナリオ展開の修正も必要になりうる可能性は高く、正直30日は、短期でもよほどの自信が無ければノートレで迎えたい。
そんな気持ちになりつつ、私はSNS上で見かける必ず勝てるかのような解説で煽り散らかす胡散臭い先出しトレーダーとは違い、可能性はあるけどハイリスクだよって事を事前に説明したうえで出来たらやって欲しくないとまで思うシナリオを描いていこうと思いますw
では【4時間足チャート】
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こちらのチャートでは、画面上に書いてある逆三尊が一度は確定したものの、一気に急落した後も更に続落を続け、直前の押し安値ライン142.892を下抜けした事により事実上ダウ理論でいう所の上昇トレンド開始後測終了という異例な値動きを見せている事が分かりますね。
正直今この値動きだけではこの後のシナリオ展開が極めて難しい事が言えます。
ただ、目線を少しだけ上位足よりにしてみた場合、ロング目線のサポートラインの情報としては、現在の4時間足上昇トレンドの最終防衛ラインとも言える、逆三尊の右ショルダー(押し安値ライン)である141.7付近はまだ破られていません。
このラインからの反発後安値を更新できずにもし前日の高値146.494を超える事が出来れば、理論上上昇トレンドは継続と見なせます。
ただ、上位足である日足では大陰線で下髭のぼぼない続落を示唆しているプライスアクションの直後である事からも見て取れるように、大衆の心理は限りなく下落目線で、その押し安値ラインを割る勢いで新値を付けていくボラもまた残されているように思えます。
なので、ロングをすると言っても、高値更新を目指すような事では無く、短期的には押し安値ラインファーストタッチからの一時的な反発力を使った上昇を、ぶち抜いてきた日足20SMAと重なっている前回の押し安値安値ライン142.892辺りまでのロールリバースまでの買い戻しの動きを取る位にしか考えられません。
ただし、このロングシナリオも、先週の石破ショック明け直後という事もあり、週明けどの位置からスタートするかも不明な上、朝一のシンガポール勢と共に相場開始の時間帯から仕事初めの日本の一般人が月曜の早い時間帯から張り付いてトレードする事になるかもしれないシナリオと考えると、職業にもよりますが少なくとも私には物理的にも不可能なトレードです。
なのでお勧めできませんw
もう一度4時間足チャート↓
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次はショートシナリオですが、これに関して言えばまだやりやすいのかもしれませんが、基本的には先ほどのライン142.892付近又は日足20SMA付近の、レジサポ転換を想定した戻り売りを、
141.7台の安値更新を目指し短期で狙うシナリオです。
ロングとショートで言えば恐らく30日はショートが優勢である可能性は高いと見ていますが、短期足的には割と注意が必要です。
それについて1時間足チャートで説明します。
【1時間足チャート】
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1時間足では、現在紫の下向きのラインに到達しています。
これは、今回の拡大型トレンドの下限ラインでもあります。
拡大型トレンドラインとは、徐々に値幅が縮小するタイプのレンジである三角持ち合いとは逆の波形になっていく拡大するレンジ相場でもあります。
これをレンジとみていくなら、もうすでに反発からの上昇していく過程になっていく可能性が有ります。
つまり、先ほどのサポレジ転換狙いで142.8~143.0付近を目安とした位置からの戻り売りするシナリオで行くとすると、確かに上位足レベルの各意識ラインが今後レジサポ転換してくれればいい戻り売りにはなるのですが、
①まだ142.8~143.0がレジサポ転換したと確定していない事
②石破ショック直後の急落後の反発がどれくらいあるか計り知れない位のボラの高さがある事
③短期目線を拡大型レンジとして見た場合、次の上昇では高値を超える可能性が有るという事。
④レンジトレードすると考えるならならレンジの中間位置は方向感に欠ける動きになり易い為、戻り売りすべきタイミングを計る必要があるが、その中間位置ではローソク足プライスアクションが大体チグハグな動きになり騙しも多く、分かりにくい為狙いが定めにくくなる可能性が高い事。
等、他にもありますが、正直言って今はまだ、ショートの優位性の高さの割にリスクが大きい為そのメリットを感じられません。
つまり、私はどっちも微妙だなぁという結論に至っております。
それでもやりたいのであれば、上手くやってください!
応援はしますw
Candlestick AnalysisSupport and ResistanceTriangle

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