okachanman

ユーロドルの中長期見通し!

Short
SAXO:EURUSD   Euro / Dollar Américain
スタンス:ユーロドル売り

ドイツ選挙の混乱を懸念してユーロは売られやすいと考えています。

ドイツ連邦議会選挙
ドイツでは16年ドイツをまとめてきたメルケル首相が引退し、後任を誰にするのかを決める選挙が混迷を極めています。

メルケル首相が所属する与党CDU党は支持率を落とし2番手、野党SPD党は徐々に支持率を伸ばし1番手、環境問題などを中心とする緑の党は一時1番手まで支持率を伸ばしましたが現在は3番手となっています。

ただ、どの政党も支持率20%前後と大差はなく、後残り1週間で支持率が変わり第1党がどの政党になってもおかしくない状況です。

政党が変わればドイツの政治方針も変わる可能性があり、支持率の変化が日々注目される展開が続くのではないかと思われます。

ドイツはEU最大の経済国です。

そのドイツの政治方針が変われば、EUにも大きな影響が出てきます。

なので、今回のドイツ選挙はEUにとっても大事な選挙で注目を集めています。



また、フィナンシャル・タイムズ紙がECBの金利見通しを引き上げ、利上げ時期の予想が前倒しになると報じると、ECBは否定発言を出しました。

今週発表の製造業・サービス業・総合PMIが良い数字だと、フィナンシャル・タイムズ紙の報道が意識されるのではないかと思われ、このまま利上げ見通しの前倒しが期待されてくるとユーロが買われる展開も考えています。

ただ、デルタ株の感染拡大、その他にも多数の変異株が拡大していて景気回復の足を引っ張っているのではないか、景気回復はピークアウトしているのではないかと注目されています。

景気後退の懸念が出ていないかを確認するためにも、先行指標としてのPMIに注目が集まっています。

今週は速報値なので、予想と結果が大きく乖離する可能性があるので、下方に大きく乖離した場合は感染拡大による景気後退が懸念され、通貨売りに繋がるのではないかと予想しています。


ユーロドル売りのポイントは1.1600ドルではないかと思います。

このラインをブレイクすることができれば、大きなユーロドル売りになるのではないかと期待しています。

FOMCとドイツ選挙でブレイクしないか注目しています。


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