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7月24日からのドル円展望(再掲)

OANDA:USDJPY   Dollar Américain / Yen japonais

ドル円は先週大きな上昇が有りましたね!今の所、前回の展望で書いた上昇のシナリオ通りの展開で来ています。
・(今回は4時間足をメインにシナリオを書いているのでトップ画は4時間足を添付しています)
週足は大陽線で確定し、あと僅かでしたが包み足にはなりませんでした。しかしこれで、あわよくばと予想していたエリオットの5波の可能性が高まりましたね。
日足は月曜日以降は上昇に転じ、金曜にフィボナッチラインの0.5(141.156)無抵抗で抜けていきました。その後高値ラインが日足20SMAにタッチした所で上昇は一服したように見えましたが、その後は僅かに反発が有ったものの高値圏をキープし続けながら、0.5の下迄一度も戻ることなく、かといって0.618(142.080)に届くでもなく日足20SMAにぴったりと重なる位置で確定しました。
今回の下向きのフィボナッチは、高値の145.073から安値の137.239まで引いています。
0.382(140.232)を一度上抜け、日足確定までに戻してきた20(木)の足確定のタイミングでは、このフィボナッチが正しく機能し大衆に意識されているであろうラインだと認識しているつもりでいましたが、その後の反発下落の小ささといい、0.5の無抵抗の上抜けの仕方といい、現時点で0.618がまるで見えていないかのような動きといい、なんとなくですが、直感的に今回の上昇の仕方から見て、このフィボナッチラインを過半数の大衆が意識していない様に思えてきてなりません。
全く意識されていないわけでは無いと思いますが、過半数以上に意識されていなければ、今後の相場の動きにもそれが表れてくるはずです。
つまり、フィボナッチラインの強い反発ラインと称される0.5や特に0.618等で、今後4時間足以上日足レベル以下の確定位置が反発下落として意識されてない様なローソク足プライスアクションがこれ以上発生するなら、今週は序盤からでもそれが確認され次第、反落の目安として引いていたフィボナッチの意識レベルをぐっと下げてみていくようにする。という事です。

これはあくまでもフィボナッチが絶対ではないという事を分かっているからこその考えです。
勿論、フィボナッチと合わせてMTF(マルチタイムフレーム)分析で見た各時間軸毎のMAやトレンドライン、水平ラインもトレード根拠として総合的に判断するつもりですが「今回の上昇波については…」という事ですので誤解のない様に。

それらをあらかじめ考慮して考えたシナリオをざっくり4時間足チャートに矢印で表現しています。
(①②はフィボナッチありきのシナリオで、③以降はそれをほぼ無視したシナリオ。)
・①紫(以前までのシナリオの続き)は今抵抗になっている日足20SMAを天井圏と見て短期足の下降転換後先週までの安値を目指すシナリオです。フィボナッチラインがしっかり効いて、0.618辺りからの反発下落が契機の下落転換のシナリオですね。

・②赤 こちらも日足20SMA又はフィボナッチライン0.618を強く意識されて発生する可能性を考慮した場合の急上昇後の急反発シナリオ。金曜日の上昇を全戻しする位の急落を想定しています。

※ここからは可能性が高いと思う順に書いていきます
・③緑 高値更新後、フィボナッチライン0.618に意識されて一時反落するが、先週の上昇直前の押し安値139.750を下に超えることはなく、安値を切り上げながら日足20SMAを縫うように上下動し、アセンディングトライアングルのような三角持ち合いを作り最終的に上昇再開するシナリオ。

・④青 上昇するがフィボナッチラインはほぼ意識されないものの、日足20SMAから上昇ペナントや上昇ウエッジ、フラッグ等の上値の重さを意識されるような持ち合いのプライスアクションが発生し、短期足の緩やかな下降転換を見せつつも結局持ち合いをブレイク後再度上昇するシナリオ。

・⑤黄 日足20SMAを上抜け、更にフィボナッチ0.618も上抜けしながら日足20SMAをレジサポ転換として、どんどん上昇するシナリオ。

・⑦橙 これは元々先週から考えていた紫の続きのシナリオですが、今回は②赤 又は①紫の、1時間足レベルが下降転換するレベルの大きめの下落発生後に、4時間足押し安値を割らずに結局深い押し目を作って上昇しました。というシナリオです。
本来はこれが有るべき姿というか、ドル円だったらこうなってくれるだろうなっていう本当は1番期待の高いシナリオだったんですが、先週の上昇のし方を見て一番下に持ってきました。

どれも全て、相場の動いていない今の段階で考えた序列でしかないので、週明け状況を見ながら慎重に判断していきたいとは思ってます。

それでは皆さん今週も頑張っていきましょう!

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